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大木町は隣の大川市の焼却場に可燃ごみの焼却を委託してきました。しかし、@ゴミ処理費が年々増加したことA焼却灰埋め立て最終処分場の不足やし尿の海洋投棄の禁止B資源の枯渇C地球温暖化防止を考え安易なごみ処理をもう止めようと決めたのです。そこから大木町循環のまちづくりを住民と協働作業で取り組むことになり、@ゼロウェイスト宣言Aバイオマスの利活用B再生可能エネルギーの普及を柱にしています。 ゼロウェイスト宣言では、2017年度にはごみを出さない町をめざし、ごみを昨年度は06年度の36%削減、来年度は06年度の72%削減の数値目標を立てています。資源ごみは49地区別の行政区に週に1回の非常設の資源ごみ選別場がおかれ、そこに、資源ごみを持ち込み、20分別します。お年寄り世帯などは近所の人がもって行ってくれます。生ごみは週2回回収ですが、各家に水切りができる密閉バケツを無料配布し、回収日に10世帯くらいで大型の生ごみ専用の集団回収用バケツに入れます。(事業系生ごみは事業用委託業者が事業用バケツを回収。)燃やすごみは有料袋で週1回回収です。 バイオマスでは生ごみ、し尿、浄化槽汚泥をエネルギーと肥料にするバイオガス施設、地産の菜種油の廃油の軽油代替燃料化(副産物のグリセリンも生ごみ発酵槽の投入すれば、発酵促進)が行われています。再生可能エネルギーは太陽光発電の普及で温泉施設での地域共同発電所の設立、小学校への設置、全国平均では0.2%くらいと言われる家庭用太陽光発電設置世帯数は全世帯の4%以上と日本でも有数のものとなっています。 生ごみのバイオガス施設の副産品の液肥は「環のめぐみ」というお米や野菜などの栽培に使われ、農家に大好評ということです。生ごみ回収への異物混入について質問したところ、重量比で約1〜2%だが、他の生ごみ施設と比べ最も低いということでした。異物混入させない意識付けとして、しない人への表彰、温泉券の配布等を行っているそうです。 温泉券を経済的インセンティヴにできるのは、町と商工会と農協が共同出資のまちづくり公社を作り「アクアス」という温泉施設を経営しているからです。そして、まちづくり公社が循環センター「くるるん」の指定管理者となっています。 最後に建設場所の選定はどうであったかという質問をしました。臭気の心配が一番でそのための対策、バイオガスだから逆にタンクで施設を覆い臭気対策ができたことがあったそうです。やはり付近住民に納得してもらうには、処理施設ではなく、資源化施設であること、そして温泉施設、道の駅との結合、環境学習拠点などまちづくりの拠点としていくビジョンが大きかったようです。 町のごみ処理費用も大幅に削減できるなどの成果もあり、小金井市に活かすにも、いろいろなヒントがあり、機械があれば、ぜひ行政や議員などはもちろん、市民の方にも見学に参加して欲しいものでした。 (参考)おおき循環センター「くるるん」のホームページ http://kururun.jp/(←クリックすれば開きます。) |
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