ノミの目
ごみ処理施設見て歩る記ーその3「清掃工場〜渋谷、光が丘」
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作成日時 : 2008/05/11 23:52
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昨日は渋谷清掃工場と光が丘清掃工場の見学会に参加しました。
渋谷清掃工場は渋谷駅から徒歩15分のところにありました。回りはオフィスとマンションの混在しているとことでした。もともとは東急の倉庫があった民有地を購入して焼却場にしたのですが、代々木公園に作るべきという意見や焼却場を持たない中野区や新宿区と同じでもいいのではないかという意見もあったそうです。さらに今も付近住民からの操業差し止めなど2件の訴訟が係争されています。時々苦情が来ていることも聞きました。ほぼ毎日煙のデーターをチェックに来る住民の方もいるとの話でした。こういうところに作れば、納得できない住民が出ることの現実がありました。
渋谷区のごみ焼却場の煙突の先からは水蒸気を白く見せないための装置がされています。しかし、そのために毎日焼却炉のボイラーで加熱される23トンの水の内6トンもの熱水を使っています。焼却場のイメージを悪くしないための装置でしょうが、見学者からもそんなに大量の熱エネルギーを使うことやあまり利用されない還元施設の植物園への疑問の声がありました。
この敷地は8483平米で、建物は地上6階、煙突が約150メートルのものです。しかし、写真のように4車線の山手線、東急東横線とその側道、広い八幡通りと交通による緩衝地帯がある点では敷地面積の2倍以上の用地と見ることもできます。業務ビルが多いことも含め、正直言って雑多な建物が混在し、落ち着かない現場の景観や喧騒な雰囲気を見れば、小金井市内の候補地のどことも同じとはいえないといえます。
光が丘駅前徒歩3分にあるのが、光が丘清掃工場です。商業系の複合ビルに隣接して作られているのが特長です。ある候補地周辺の市民が「市長がそんなに安全というなら、駅前再開発で焼却場を作ればいいじゃないか。」といわれていたのを思いだしました。光が丘のごみ焼却場は23区内の焼却場としては2番目に古いものでもう20年以上経過しています。廻りが高層の団地の点では一見ジャノメ跡地に似ていますが、実は違うことがわかりました。光が丘はもともと米軍が接収していた土地が返還され、公園、焼却場、団地とほぼ前後して次々に作られていきました。したがって、ジャノメ跡地のようにもともとの廻りが住居地に後からごみ処理場の候補地にしようとするのではなく、光が丘はむしろ先にごみ焼却場を作って、その後に高層の都営住宅などができてきたというのが実際です。焼却場の後から住居が作らたのですから、先に作るのと後から作るのでは事情は全く違うと思います。しかも23000平米という広大な敷地を持ち、ごみ焼却場の近くの団地といっても西側だけで、この点も四方がマンションのジャノメ跡地ともっとも異なるところです。
今回の見学は都内の焼却場と候補地としてジャノメ跡地は似ているようですが、具体的に見ていくとかなり違うことがわかりました。
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