ごみ処理施設見て歩る記ーその2「亜臨界水ゴミ処理実験施設」
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作成日時 : 2008/02/12 11:07
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岐阜や名古屋の視察の直後、新潟県見附市にある「亜臨界水による加水分解処理」実験施設を視察してきました。ここは静岡大学の研究室の分室としても位置づけられているところです。亜臨界水処理というのは圧力鍋のようなもので、高温・高圧の水により高分子のごみを低分子化するものです。
ここの施設は昨年名古屋市でお話を伺わせていただいた事業者の施設で、そこでは肥料(液肥)化と燃料化の2通りの実験を目の前で見せてくれました。生ごみは80%〜90%は水分であり、加水分解処理により2時間くらいで液体の肥料とすることができます。燃料化とはコンビニのお弁当をそのまま箱ごと処理するーつまりプラスティックと生ごみを混ぜるーことで粉末状の燃料にできるというものです。しかし、セルロースなどの繊維系のものは一度に分解することが難しく残ってしまいます。家庭からでる一般廃棄物の生ごみに紙などが入れば、加水分解処理をしても紙は残ります。
以前の視察でも、このブログに書きましたが、問題点として、事前の処理としての分別・破砕、事後として、生成物の販路の確保を上げました。実験施設がちいさいので、その場では気になりませんでしたが、大量に処理するとすれば、嫌気性発酵をする堆肥化工場ほどの匂いは無いにせよ、臭気対策は必要だと思いました。また、実験では一時的に装置を動かしますが、耐用年数が20年というわけで、金属疲労などが起こらないのかの疑問は残りました。
亜臨界水で処理した液状の生ごみを共生菌叢で下水放流できるほどに処理できるということで、その実証施設が今年5月、大垣市の大手メーカーの工場内に設置されるということです。これだと販路確保などの事後処理はいりませんが、本当に下水放流で大丈夫かよく研究しなければなりません。いずれにせよ、5月の完成次第視察したいものです。
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