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help リーダーに追加 RSS 国会には「証人喚問は全会一致で」でも市議会は別?!

<<   作成日時 : 2007/12/08 23:02   >>

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 たとえて言えば、田舎の飲ん兵衛が町の飲ん兵衛に「お前、酒はもうやめたほうがいいよ!」と忠告するようなお笑い沙汰が、昨日小金井市議会で行われました。。
 公明党・自民党・改革連合(保守系無所属)の議員が「証人喚問を全会一致の原則で堅持するよう求める意見書」を提案してきました。市議会の初日の11月30日に公明党より意見書のタイトルが告げられたのですが、12月に入り、証人喚問の多数決を行った当の参議院では証人喚問は取りやめになりました。いまさら市議会から国会に意見書を提出しても政治的意味は全くないにもかかわらず、振り上げたこぶしの落としどころがないのか、意見書を提案してきたのでした。
 この意見書の質疑では最初に私と同会派の渡辺大三議員から、過去市議会では自民党や、公明党の議員は証人喚問を全会一致でなく多数決で行ってきた事実を挙げ、今後は意見書案を提案している会派は市議会でも証人喚問を全開一致で行うのかという趣旨の質問がされました。これに対し自民党・公明党などの議員は国会には全会一致を求めるが地方自治体は違うという内容の答弁がされました。証人喚問は人権に係わる、国会は全会一致の「原則」を堅持しなさい、でも自分たちは全会一致でなくても良いいんですということでしょうか。
 私も渡辺議員に関連して、意見書の文章ではこれまで全会一致でなく多数決で証人喚問が行われたのは「衆議院で3回、参議院で1回」と書かれているが、自民党、公明党はそのときも全会一致を主張していたのかと質問をしました。意見書の提案議員たちはそこは調べていないという答弁でした。過去自分の党がどういう態度だったかぐらいは調べておいて欲しいものです。そこで公明党は野党になったり、与党になったりでわからないが、少なくとも長年国家で多数を占めていた自民党は全会一致でなく多数決で証人喚問をしていたのではないのかと指摘しました。
  またこの意見書は国会に対し意見を出すものなのに「政府においては」と政府に求める文章になっていたり、額賀財務相を「防衛大臣」と書くなど2回わたって文章の誤りが指摘され、訂正のために本会議が中断し、かなりの時間を浪費してしまいました。
 そもそも証人喚問を全会一致にするかどうかはその当該議会の運営上の問題であり、当該議会が自律的に決めるものです。意見書は政策や政治的な事件の解決を各省庁や国会をはじめ自治体政府、自治体議会に求めるものであり、ある議決機関が他の議決機関の運営に口を挟むのは議会の自律権の侵害です。仮に小金井市議会の運営は良くないと他市の議会から意見書が出されるのはよくないともいます。おそらく、他の議決機関の運営に口を出す意見書など前例は聞いた事がなく、常識的にはどこの議会もやらないはずです。したがって、証人喚問の全会一致に賛成か反対かではなく、他の議決機関の運営に小金井市議会が干渉するのに賛成か反対かが問われていたのです。
 この意見書への各会派の態度は賛成10(自民党5・公明党4・改革連合1)反対9(みどりの風5・民主党小金井4・民主党市民会議1)退席4(共産党4)ということです。共産党は意見書の取り下げを主張していましたが、国会で多数決は間違いだったとという主張があるということで、退席しました。以上のような結果として、残念なことに1票差でこの意見書は可決されてしまいました。

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